シラバス参照

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講義名 教育経営論(小)
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 前期 講義区分
基準単位数 1 時間 0.00
代表曜日 金曜日 代表時限 5時限
校地
科目分類名 教育の基礎的理解に関する科目
科目分野名 教育に関する社会的、制度的又は経営的事項(学校と地域との連携及び学校安全への対応を含む。)
対象学科・年次 1年次
必須/選択 小学校教諭二種免許状 必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 岸本・梶  指定なし

学習目標(到達目標) 現代の学校教育に関する社会的、制度的又は経営的事項のいずれかについて、基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。なお、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も身に付ける。
到達目標
(1)教育経営とは、学校という組織をいかに良好に動かすか(学校経営)だけでなく、そのために国や自治体、特に教育長がどのような目標を設定したり学校に権限を付与したりするかということ(政府 の教育経営)について理解することができる。
(2)国や地方自治体や諸組織が学校や教育機関を管理するばあいのとりきめや法規などについて理   解することができる。
(3)国や自治体及び学校のそれぞれの経営の理論と実態を多角的・多面的に学ぶことで、より良い教育を 実現するための発想や手法について理解することができる。
授業概要(教育目的) ①社会の状況を理解し、その変化が学校教育にもたらす影響とそこから生じる課題、並びにそれに対応するための教育政策の動向を理解する。
②現代公教育制度の意義・原理・構造について、その法的・制度的仕組みに関する基礎的知識を身に付けるとともに、そこに内在する課題を理解する。
③学校や教育行政機関の目的とその実現について、経営の観点から理解する。
④学校と地域が連携する意義や協働の仕方についての事例を踏まえて理解する。
⑤学校の管理下で起こる事件、事故及び災害の実情を踏まえて、学校保健安全法に基づく、危機管理を含む学校安全の目的と具体的な取り組みを理解する。
※なおこの科目は、ディプロマポリシーの1年次前期の「こどもの権利や多様な個性を尊重する姿勢をもちこどもの視点を想像しながら、様々なこどもの姿を感じとることができる。(きづく)」「目指す教育者像を描くことができる。(みがく)」に位置付けられている。また、教職課程コアカリキュラム対応表
「教育に関する社会的、制度的又は軽々敵事項(学校と地域との連携及び学校安全への対応を含む。)」と関連している。
授業内容 学校教育の現状を理解するために、まず授業中学習プリントやテキストを用いて、その歩みや法的・制度的仕組み・経営的事項など基礎的な内容を確認する。次に学校が抱える課題や展望について学生自身の考えを事前にレポートにまとめたり学習プリントに書いたりして、自分の考えを作ることを大切にする。それを基に、小グループで話し合ったり全体でディスカッションしたりといったアクティブラーニングを取り入れ、主体的に楽しく取り組めるようにする。小学校現場のDVDを視聴したり現職の教師のインタビューを聞いたりして具体的で実践的に学べるようにし、自身の目指す教師像を描くことができるようにする。
【実務経験】
小学校において教諭として勤務 
通常学級担任(全学年・複式学級) 特別支援学級担任 教務主任 保幼小連携担当
【講義内容との関連性】
公立小学校での32年間での教職経験より、この教職経験で得た知識、技術等を生かして、基本的な知識だけでなく、現場での実例を示して学校教育(特に小学校教育)の現状や課題・展望などを学べるように指導する。
授業計画表
項目内容予習復習
第1回
学校をめぐる近年の状況と諸課題:子どもの生活をふまえた指導上の課題 (担当:岸本奈美江)
シラバスの内容を把握する。なぜ教育経営論を学ぶのか考えておく。今日の授業を踏まえたまとめとして「近年の学校をめぐる課題」について自分の考えを書く
第2回 公教育の原理及び理念 (担当:梶輝行)学習プリントを読んで学習内容を掴む。今日の授業を踏まえたまとめとして「学級経営での課題や疑問等」について自分の考えを書く。
第3回 教育政策の動向:諸外国の教育事情や教育改革の動向 (担当:梶輝行)学習プリントを読んで学習内容を掴む。今日の授業のまとめと感想を整理する。「いじめについて」自分の考えをまとめる。
第4回 教育関係法規:原理及び理念と教育制度:教育行政の理念と仕組み (担当:梶輝行)学習プリントを読んで学習内容を掴む。今日の授業のまとめと感想を整理する。「教師の病休者や退職が多いこと」について自分の考えを書く。
第5回 学校経営・学級経営:意義及び方法、仕組みと効果的な方法 (担当:岸本奈美江)学習プリントを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を整理する。
第6回 教育活動:年間の流れ (担当:岸本奈美江)テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する
第7回 学校評価:基礎理論を含めたPDCAについて (担当:梶輝行)テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する
第8回 連携・協働:教職員や学校外の関係者・関係機関 (担当:岸本奈美江) テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する
第9回 地域との連携・協働(1):学校教育活動の意義及び方法 (担当:梶輝行)テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する
第10回 地域との連携・協働(2):開かれた学校づくりの具体例 (担当:岸本奈美江) テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する
第11回 危機管理の必要性(1):学校の管理下で発生する事件、事故及び災害等 (担当:梶輝行)テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する。
第12回 危機管理の必要性(2):生活・交通・災害時の安全管理及び安全教育 (担当:梶輝行)テキストを読んで学習内容を掴む。学習プリントの未記入を書き足し、今日の授業のまとめと感想を記入する。
第13回 まとめ 筆記試験 (担当:岸本奈美江・梶輝行)学習プリントやテキストを読んで、内容を理解する。学んだことを基に自身の目指す学校教育や教師像をまとめる。
授業形式 授業では、前もって配布された学習プリントを用いて、講義形式のみではなく、演習として小グループでの話し合いをした後全体でのディスカッションも取り入れる。提出課題を与え、授業での振り返りや自身の考えをまとめさせ、それに基づいて次時の授業に繋げる。
【新型コロナウイルスの感染防止や災害時の非対面授業について】
遠隔授業を行うこととする。非対面授業の可能性がある場合は、前もって授業プリントを配布しておく。
質問については、メールで受け付けて返答する。
授業後に学習プリントを写真で撮り、授業担当者へメールで送る。課題があった場合も同様に行う。
評価方法 講義プリントに記述した内容(指導内容の振り返り等)で評価する。(40%)
筆記試験(30%)、レポート課題・発表(30%)
テキスト 授業中に適宜資料を配布する。
参考文献 西洋近代幼児教育思想史―コメニウスからフレーベル―(乙訓稔著、東信堂)
世界の幼児教育・保育改革と学力(未来への学力と日本の教育)(泉千勢著、明石書店)
大学教職課程業書 教育制度論講義(梶 輝行 糸岡書肆)
新 教育法規 解体新書(佐藤晴雄監修)
オフィスアワー(授業相談) 授業の前後に授業教室やメールで質問や相談を受けることができる。
学生へのメッセージ 小学校教育に関わる者として身に付けておくべき基礎的な事項を学んでいきます。今まで教育を受けてきた(今も受けている)者としての立場と、これから教育者になる立場との両方の立場で多角的に教育について考えてもらいたいと願っています。新聞記事やニュース等にも幅広く目を配り、自分の考えを作りながら、学校が抱えている現状や展望を考えてほしいと思います。
授業について
・前もってテキストや配布された学習プリントを読んで、内容を掴んでおくこと
・授業では、自分の考えを書いたり友達の意見を聞いたりして、自分自身の幅を広げるようにすること
・授業後には、授業プリントの未記入がないように記入し復習すること