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講義名 養護実習
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 通年 講義区分 実習
基準単位数 4 時間 0.00
代表曜日 代表時限
校地
科目分類名
科目分野名
対象学科・年次 養護教諭二種免許状取得者・2年次
必須/選択 必須

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 山下 優子 指定なし

学習目標(到達目標) (1)養護教諭二種免許状取得の意義を主体的に考えることができる
(2)学校組織や教職について理解し、その職責を誠実に果たすことができる
(3)講義で学んだ知識や実技を踏まえ、養護教諭の職務の実際について学ぶ
(4)現代の子どもたちが抱える健康課題を把握し、保健管理や保健教育、組織活動に活かすことができる 
授業概要(教育目的)  養護実習では、実際の学校現場で養護教諭の職務や保健室経営のあり方を体験的に学びます。
 そのためには、養護教諭免許取得の意義について自ら主体的に捉えることが必須です。
 実習の前後には2年間にわたって養護実習ガイダンス(事前事後指導)を実施しています。これらのガイダンスをすべて受講し、その都度課される課題をクリアすることが実習の参加条件です。
 ガイダンスの内容としては、養護実習の心構えや内諾の手続き等に始まり、実習後の実習発表会まで様々な形式をとりますが、これらを通して教職者としての職責や使命感、養護教諭の専門性について理解を深めることを目的としています。
 より充実した実習にするためにも、これまでに大学で学んだ講義を復習し、正確な知識や実技を踏まえた上で保健管理や保健教育の実践に臨み、その成果を実感できるよう努めてください。
この養護実習は、本学のディプロマポリシー【きづく】、【かかわる】、【みがく】すべてに関わっています。
授業内容 (1)養護教育担当教員・地区担当教員による事前事後指導【全11回】
(2)出身小中学校における養護実習【3週間】

(1)に関しては、養護教諭及び小学校教諭、看護師等の実務経験のある教員により学びを得ることになります。
授業計画表
担当教員項目内容予習復習
第1回山下 優子
入学時
【オリエンテーション内】
オリエンテーション養護教諭二種免許状取得・履修について履修意思について確認しておきましょう「履修カルテ①」を記入の上、提出しましょう
第2回山下 優子
1年次6月
【地区HR内】
【事前指導①】
養護実習の心構え
希望校調査
養護実習における諸注意
実習校希望調査の実施
履修カルテの該当箇所を読み、実習校の選定について考えておきましょう「養護実習希望調査票」を記入の上、提出しましょう
第3回山下 優子
1年次7月
【各地区HR内】
【事前指導②】
実習依頼・内諾の取り方
1年次前期の反省
実習校への連絡調整
実習依頼および内諾書の取り方
1年次前期:反省・評価
履修カルテの該当箇所を読み、養護実習へ行く意義を自分なりに考えておきましょう「履修カルテ②」を記入の上、提出し、内諾書の手続きを確実に済ませましょう
第4回山下 優子
1年次1月下旬
【補講日】
【事前指導③】
1年次後期の反省
1年次後期:反省・評価履修カルテの該当箇所を読み、1年次の反省を行いましょう「履修カルテ③」を記入の上、提出しましょう
第5回山下 優子
2年次3月下旬
【補講日】
【事前指導④】
2年次・養護実習に向けて
養護実習前における自己評価
履修カルテの該当箇所を読み、養護実習に向けて自分の課題を考えてみましょう「履修カルテ④」を記入の上、提出しましょう
第6回山下 優子
2年次4月上旬
【各地区HR内】
【事前指導⑤】
事前挨拶について
実習校への事前挨拶についての諸注意履修カルテの該当箇所を読み、養護実習に向けて意識を高めましょう必要書類を確認の上、準備し、事前挨拶までの手続きを確実に済ませましょう
第7回山下 優子
2年次4~5月上旬
【補講日】1~4限
【事前指導⑥】
事前学習
・養護教諭職務全般
・日誌の書き方
・事後指導に向けて(養護実習中の課題)
養護教諭の職務全般を復習し、指導案等の準備を想定しておきましょう実習計画等を参考にし、養護実習に向けて必要となる準備を進めましょう
第8回山下 優子
2年次6月下旬
【補講日】
【事後指導①】
養護実習の反省
・養護実習について反省(自己評価)
・事後指導課題準備
養護実習の反省をまとめておきましょう「履修カルテ⑤」を記入の上、提出、事後指導の課題に取り組みましょう
第9回山下 優子
2年次7月下旬
【補講日】1~2限
【事後指導②】
養護実習のまとめ
・養護実習のまとめ(プレゼンテーション・ワークショップ)
・2年次前期:反省・評価
事後指導の課題を再確認しておきましょう本時の振り返りを行いましょう
第10回山下 優子
2年次10月下旬
【各地区HR内】
【事後指導③】
養護実習の評価および振り返り
・実習校による実習評価
・養護実習事前・事後指導を通しての自己評価
これまでの事前事後指導を通して養護実習について振り返りましょう実習校評価または自己評価から改めて養護実習について考えましょう
第11回山下 優子
2年次11月
【地区HR内】
【事後指導④】
養護教諭二種免許状申請
養護教諭二種免許状申請・免許状更新について必要書類について確認しましょう必要書類の準備をし、確実に手続きを済ませましょう
第12回山下 優子
2年次1月下旬
【補講日】
【事後指導⑤】
2年次後期および2年間全体についての反省
2年次後期および2年間を振り返っての反省・評価この2年間の学修の振り返りをしましょう「履修カルテ(養護教諭二種免許状 履修科目一覧)」を記入の上、提出しましょう
授業形式 ① 事前事後指導では講義や演習等、様々な形式をとります。(履修カルテ内に別途指示)
評価方法 ① 実習校による養護実習の評価(50%)
② 養護実習における提出・課題【レポート課題】(20%)
③ 事前事後指導(養護実習ガイダンス)における取組状況(30%)
※上記①~③によって総合的に評価します。

【履修規程第10条第5項に伴う非対面授業時について】
各回の内容に応じて、オンライン授業、課題配信学習(オンデマンド学習)のいずれかで対応します。その際、担当教員より課題を提示しますので、期日までに提出するようお願いします。
なお、この場合、課題提出をもって出席とみなします。
テキスト ①「養護実習ハンドブック」(東山書房)
②「養護教諭二種免許状履修課程 養護実習履修カルテ」(福岡こども短期大学出版物)
③「養護実習ガイダンスシート」(福岡こども短期大学出版物)
オフィスアワー(授業相談) ①養護実習に関する質問(養護実習全般および手続き)については、養護教育担当教員実習課職員が受けます。その他の内容については、養護教育担当教員が受けますので、月曜日Ⅱ・Ⅲ講目に206研究室に来てください。なお、メールでの質問は、yogo@fukuoka-kodomo.ac.jpで随時、受け付けます。

②地区別の実習相談は、原則として毎週月曜日地区HRの時間に地区担当教員が受けます。

学生へのメッセージ 養護実習前は、準備期間を設けていますので、講義の空き時間や終了後、指導案作成や模擬授業の準備等について質問してください。また、養護実習室での演習(健康診断・環境衛生検査・模擬授業の実施)も可能ですので、十分に活用の上、実習に臨んでください。
準備学習の内容 ① ガイダンスに出席する際は、履修カルテに記載された内容を熟読して臨んでください。
② 事前指導では、養護実習に向けて「実習校の選定」から「内諾のとり」方等の手続きを含め、実際に実習に参加する前には養護教諭の職務全般および日誌の書き方等までを学習します。ガイダンスの各回には事前・事後の課題が課されますので、毎回の課題をクリアできるよう努めてください。特に提出物等の期限や方法については留意の上、担当教員まで提出してください。
③ 事後指導では、自分自身の養護実習の成果をまとめ、プレゼンテーション、そして他学生と共有することを目的に実施します。この目的を達成できるよう課題および当日に臨んでください。
授業用E-mail yogo@fukuoka-kodomo.ac.jp