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講義名 教育相談
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 火曜日 代表時限 1時限
校地
科目分類名
科目分野名
対象学科・年次 2年次
必須/選択 養護教諭二種免許状必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 田中 秋博指定なし

学習目標(到達目標) 【学習目標】 
教育相談は、幼児、児童及び生徒が自己理解を深めたり好ましい人間関係を築いたりしながら、集団の中で適応的に生活をする力を育み、個性の伸長や人格の成長を支援する教育活動である幼児、児童及び生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識(カウンセリングの意義、理論や技法等)を身に付ける。
 また、生徒指導は一人一人の児童及び生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、教育活動全体を通じて社会的資質や行動力を高める重要な教育活動である。他の教職員や関係機関と連携しながら生徒指導を進めるのに必要な知識・態度・素養を身に付ける。
【到達目標】 
 生徒指導の意義とともに、生徒指導の一つである学校教育相談の意義や役割、児童・生徒の理解、いじめ、不登校等の問題行動に対する対応等の基本的な知識について理解を深めることができるようになる。
〇生徒指導と学校教育相談の意義や役割を理解することができるようになる。
〇カウンセリングの理論と実際を理解することができるようになる。
〇いじめや不登校、反社会的問題行動等の理解と対応を学ぶことができるようになる。
〇校内での協力体制や関係機関との連携について理解することができるようになる。
授業概要(教育目的) 現在の子ども達は、複雑化した社会、多様な価値観、急激に変化していく家族形態などの様々な変化の中で成長しており、教育現場における生徒指導は示す様々な不適応は広く社会問題になっている。親や教師は、子どもの抱える心的問題に対して専門的知識に基づく対応の必要性が認識されている。本講義では、児童生徒が抱える問題への対応、問題の発見、生徒指導を考える上で果たす教育相談の役割を理解するとともに、学校教育の中で生徒指導や教育相談は児童・生徒の自己成長に欠かすことのできない機能の一つであることから、教育相談の内容や具体的な対応方法について理解する。また、いじめや不登校、反社会的問題行動等児童・生徒の問題状況の理解とともにその対応などについても考察する。
この教科は、本学のディプロマポリシー2年次後期の「保育者としての基本的な知識・技術を習得し、保育者自身の気づきを意識しながら、こどもの多様性を理解することができる【きづく】」および「こどもの発育・発達やこどもを取り巻く環境の理解に努めながら、指導計画の中で保育者として臨機応変にかかわることができる【かかわる】」と深く関連がある。この教科は、教職課程コアカリキュラム対応表の「生徒指導の理論及び方法」と「教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法」と関連がある。
授業内容 〇生徒指導と教育相談については、それぞれの意味や意義、共通性や差異性をとらえる。
〇カウンセリングについては、意義や技法の理解と開発的カウンセリングの実際をとらえる。
〇児童・生徒理解については、問題行動の理解と対応や精神医学的な基礎をとらえる。
〇児童・生徒の問題行動としては、いじめ、不登校、反社会的問題行動、精神症的問題等をとらえる。
〇連携については、保護者に対する援助、校内の協力体制、他機関との連携をとらえる。
〇教員のメンタルヘルスについては、悩みの性質、メンタルケアの実践例をとらえる。
以上の内容を小学校校長の実務経験がある教員より学びを得る。
授業計画表
項目内容予習復習
第1回学校教育相談の意義と心理学の基礎的理論生徒指導の基本的理解
学校教育相談の役割と内容理解
生徒指導と教育相談について生徒指導と教育相談の意味・意義や共通性・差異性について
第2回幼児、児童及び生徒の不適応や問題行動精神医学の成り立ち
代表的な不適応や障害・問題
問題行動の種類について問題行動発生のメカニズムについて
第3回幼児、児童及び生徒の問題行動の把握方法と進め方問題の意味と理解
対応と援助及びその留意点
精神医学的な基礎について代表的な神経症について
第4回学校教育におけるカウンセリングマインドの必要性教育相談の基本姿勢
カウンセリングの基礎
カウンセリングマインド
カウンセリングマインドについて教育相談の基本的姿勢について
第5回カウンセリング(受容・傾聴・共感的理解)の技法カウンセリングの技法
カウンセリング的関わり
カウンセリングについてカウンセリングの原則と基本的な技法について
第6回教育相談の目標の立て方・進め方様々な技法を活かす開発的教育相談
問題解決的教育相談の実際
開発的教育相談について開発的教育相談・問題解決的教育相談の要点について
第7回教育相談の進め方学校教育相談の組織的展開
校内教育相談体制の構築
担任が行う教育相談について教育相談の組織的展開の要点について
第8回地域における専門機関公的専門機関とその連携
民間の相談機関とその連携
医療機関とその連携
地域における教育相談の専門機関について専門機関の活用法について
第9回教育課程における生徒指導の位置付け及び意義児童・生徒の発達を支える教育課程
教科・特別活動等における生徒指導
教科指導や特別活動等における生徒指導について教育課程編成上の留意点について
第10回生徒指導体制と教育相談体制チーム学校による生徒指導体制
生徒指導体制・教育相談体制・危機管理体制
生徒指導体制と教育相談体制の在り方について生徒指導体制と教育相談体制の要点について
第11回学校の指導方針・年間指導計画及び集団指導学校経営要綱に基づく指導指針
生徒指導の年間指導計画作成
集団指導の実際
生徒指導の年間指導計画作成について年間指導計画作成の要点について
第12回生徒指導の在り方(基礎的な生活習慣・模範意識の醸成)生徒指導・教育相談の基本的な考え方と活動の体制
学校・家庭が連携した基礎的な生活習慣・模範意識の醸成
基本的な生活習慣・模範意識の具体的な姿について具体的な生徒指導の在り方について
第13回生徒指導の実際【アクティブラーニング】「いじめの予防・対応」についてのグループディスカッション「いじめの予防・対応」についてのレポート作成いじめ防止対策について
第14回生徒指導に関する主な法令学習指導要領
いじめ防止対策推進法
不登校に関する関連法規
少年法・児童福祉法
児童虐待の防止等に関する法律
自殺対策基本法
生徒指導に関する関連法規の種類について関連法規の要点について
第15回今日的な課題における専門機関との連携

まとめ
連携の種類・連携の機関・他機関連携の要点

筆記試験と試験問題の解説
連携機関について


教育相談全般について
連携の要点について


教育相談全般について
授業形式 パワーポイント掲示による講義
課題レポートの提出(課題に対しての解説を行う)
非対面授業時の場合は遠隔授業を行う
評価方法 取組状況(60点) レポート提出(20点) 筆記試験(20点)
テキスト 特になし
参考文献 学校教育相談 MINERVA教職講座10(ミネルバ書房)
生徒指導と教育相談(創元社)
教育相談(弘文堂)
生徒指導・教育相談 小学校編(建帛社)
生徒指導提要(文部科学省)
オフィスアワー(授業相談) マイクロソフト Teamsのチャット
教務課窓口
学生へのメッセージ 養護教諭になる上で、生徒指導や教育相談の内容や方法を理解してほしい。
授業用E-mail crown83-94.akihiro-_-29.11.1@dokomo.ne.jp