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講義名 実習総合Ⅱ
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 1 時間 0.00
代表曜日 月曜日 代表時限 １時限
校地
科目分類名 専門科目
科目分野名 保育実習
対象学科・年次 ２年次
必須/選択 保育士資格必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 空閑　ゆき子指定なし

学習目標(到達目標) （1）保育実習Ⅰ（保育所・施設）のふりかえりを通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にすることができる
（2）保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に理解することができる
（3）実習や既習の教科目の内容やその関連性を踏まえ、保育の実践力を習得することができる
（4）保育の観察、記録および自己評価等を踏まえた保育の改善について、実践や事例を通して理解することができる
（5）保育士の専門性と職業倫理について理解することができる
（6）保育実習Ⅱの事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にすることができる
授業概要(教育目的) 【教育目標】
この授業は、保育実習Ⅱに対する事前・事後指導に当たる教科である。保育実習Ⅰ（保育所・施設）で気づいた自己の学習課題および保育実習Ⅰ（保育所・施設）以降に学んだ教科の内容をもとに、あらたな実習の目標を設定し、総合的に保育をとらえる意識をもって実習に向かうことを目標とする。
【授業概要】
保育実習Ⅰで得た学びをさらに深める。また、各自の実習課題を明確にし、次に続く保育実習Ⅱにつなげるために必要な準備をする。
保育実習Ⅱのふりかえりから実習の統括を行い、新たな課題や学習目標を明確にする。
この授業は本学デュプロマポリシー2年次後期きづく「保育者としての基本的な知識・技術を習得し、保育者自身の気づきを意識しながら、こどもの多様性を理解することができる」、かかわる「こどもの発育・発達やこどもを取り巻く環境の理解に努めながら、指導計画の中で保育者として臨機応変にかかわることができる」、みがく「保育者としての個性をみがくために、探求したいテーマ（生涯にわたる課題）を持つことができる」に位置付けられている。
授業内容 ・保育実習Ⅰのふりかえり
・保育実習Ⅰにおける学びをグループ討議し、内容をまとめる。
・保育実習Ⅰの日誌のふりかえり
・保育所・施設における事例検討
・保育者に求められる資質と専門性について
・保護者支援のあり方について
・自己の実習課題を踏まえた、保育実習Ⅱに向けての実習計画立案
・指導実習指導案の立案　等
授業計画表
回担当教員項目内容予習復習
第1回空閑　ゆき子オリエンテーション
保育実習Ⅰ（保育所）のふりかえり
授業についての理解
保育実習Ⅰ（保育所）をふりかえり、整理をし、実習課題を明確化する。
ふりかえりシート（保育所）の記入。
保育実習Ⅰをふりかえる。ふりかえりシートの記入
ディスカッションに向けての内容の確認をする。
第2回空閑　ゆき子保育実習Ⅰ（保育所）のふりかえりから、実習課題を見直す保育実習Ⅰ（保育所）での学びをグループごとにディスカッションし、発表する。互いの発表内容から学びを深める。
ふりかえりシート（保育所）を提出する。
ディスカッションに向けての内容を確認する。保育実習Ⅰ（保育所）での学びに関して、ディスカッションで学んだことを、レポートにまとめる。
第3回空閑　ゆき子保育実習Ⅰ（施設）のふりかえり
保育実習Ⅰ（施設）をふりかえり、整理し、実習課題を明確化する。
ふりかえりシート（施設）の記入する。
保育実習Ⅰ（保育所）での学び（ディスカッション）レポート課題を提出する。		保育実習Ⅰ（施設）で学んだことを書き出す。ディスカッションに向けての内容の確認をする。
第4回空閑　ゆき子保育実習Ⅰ（施設）のふりかえりから、実習課題を見直す施設での学びをディスカッションし、グループごとに発表する。互いの発表内容から学びを深める。
ふりかえりシート（施設）を提出する。
ディスカッションに向けての内容の確認をする。保育実習Ⅰ（施設）での学びに関して、ディスカッションで学んだことをレポートにまとめる。
第5回空閑　ゆき子保育実習Ⅰのふりかえりから、実習課題を探し、その解決を探る保育実習Ⅰの実習日誌及びふりかえりシートから、実習課題を洗い出し、その解決方法を探る。
保育実習Ⅰ（施設）での学び（ディスカッション）レポート課題を提出する。		実習日誌及びふりかえりシートを読み返す。自身の保育実習Ⅰ（保育所・施設）における実習課題について、レポートにまとめるまとめる。
第6回空閑　ゆき子保育実習Ⅰのふりかえりから、実習課題を探し、その解決を探る保育実習Ⅰの実習日誌及びふりかえりシートから洗い出された実習課題お互いに出し合い、をグループの中でその解決を探る。
自身の実習課題についてふりかえり、グループワークに備える。グループワークで探った実習課題への解決方法について、まとめ、レポートにする。
第7回空閑　ゆき子保育実習Ⅱにおける指導実習を考える保育場面における事例の扱い方を知る。
実習計画を立案する。
実習課題への解決方法についてのレポートを提出する。		実習計画立案に向けて、自身の実習課題の解決を考える。実習計画を立案する。
第8回空閑　ゆき子保育実習Ⅱ・Ⅲにおける保育場面の事例検討①実習計画・指導実習指導案立案に向けた、保育場面における事例を検討する。実習計画をまとめ、提出に備える。授業内で出された事例について、レポートする。
第9回空閑　ゆき子保育実習Ⅱ・Ⅲにおける保育場面の事例検討②実習計画・責任実習指導案立案に向けた、保育場面における事例検討とグループワーク・全体発表する。
事例のレポートおよび、実習計画を提出する。		全体発表に向けた、事例検討の準備をする。
事例検討をふりかえり、グループワークにおける学びと気づきをレポートする。
第10回空閑　ゆき子保育実習Ⅱ・Ⅲにおける保育者に求められる資質について考え、記述する。保育者に求められる資質を自ら考え、レポートを作成する。
事例検討のグループワークにおける学びと気づきのレポートを提出する。		保育者に求められる資質について考える。保育者に求められる資質についてのレポートを作成する。
第11回空閑　ゆき子保育実習Ⅱ・Ⅲにおいて求められる保育者の専門性と保護者支援について考える。保育者の専門性と保護者支援についての講義。
保育者に求められる資質についてのレポートを提出する。		保育者の専門性と保護者支援のあり方について、まとめる。保育者専門性と保護者支援のあり方についてのレポートを作成する。
第12回空閑　ゆき子保育実習Ⅱにおける指導実習指導案の立案指導実習指導案を立案する。
指導実習指導案立案に向けて、内容を考える。
指導実習指導案を立案し、指導案を作成する。
第13回空閑　ゆき子保育実習Ⅱについての事務手続き等の最終確認をする。実習日誌配布。

保育実習Ⅱについての事務手続き等について、最終確認をする。
実習日誌の必要事項記入・取り扱いと諸手続きの確認
指導実習指導案を提出する。
実習日誌の取り扱いについてのふりかえりをする。
実習日誌の必要事項記入
及び日誌の取り扱いについて確認する。
授業形式 この授業では、学生自身の実習課題に向き合い、解決方法等について考えていきます。授業については、ディスカッションや問題解決型学習（グループ）等を行います。また、各授業において課題の提出があります。必ず提出するようにしてください。
なお、提出されたレポート等については、点検し返却します。返却の際に解説します。
【非対面授業への対応】
遠隔授業で行います。各回の提出物については、教員の指示に従ってください。
評価方法 到達目標（1）　評価方法：第２回・第４回のふりかえりシート　（評価割合　各10％）
到達目標（2）　評価方法：第３回・第５回のレポート課題　　　（評価割合　各10％）
到達目標（3）　評価方法：第７回のレポート課題　　　　　　　（評価割合　10％）
到達目標（4）　評価方法：第９回・第10回のレポート課題　　　（評価割合　各10％）
到達目標（5）　評価方法：第11回のレポート課題　　　　　　　（評価割合　10％）
到達目標（6）　評価方法：第13回の指導実習指導案　　　　　　（評価割合　10％）

取り組みの姿勢　評価割合　10％
テキスト 「実習ワーク」　萌文書林
「これからの時代の保育者養成・実習ガイド」　中央法規　　　
参考文献 「実習の手引きレッツ・スタート」　福岡こども短期大学出版物
「実習の記録と指導案」　ひかりのくに
「ロード・オブ・ザ保育者」　福岡こども短期大学出版物
オフィスアワー(授業相談) 月曜日～金曜日（出張時を除く）の９時から１７時までの間で、講義が入っていない時間については、オフィスアワーとします。
学生へのメッセージ 実習では、多くのことを体験し、その体験の中から多くのことを学んできたと思います。
それらをしっかりと身につけるためには、保育実習Ⅰを細かく振り返り、次の実習（保育実習Ⅱ）に向けた自身の課題を見出していく必要があります。
将来保育者として保育の現場で活躍できる人材となれるように、一つ一つの実習に真摯に向き合い、成長できるように頑張っていきましょう。
準備学習の内容 保育実習Ⅰで学んだことが基礎となります。
自分自身が実習を通してどのような学びを得たのか、しっかりと振り返ってください。そのうえで、次の実習に向かう前に必要な力などを考えておいてほしいと思います。