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講義名 子どもの食と栄養
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 木曜日 代表時限 2時限
校地
科目分類名 専門科目
科目分野名 保育の対象の理解に関する科目
対象学科・年次 2年 前期(後期)
必須/選択 保育士資格必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 大山 加奈惠指定なし

学習目標(到達目標) (学習目標)
小児期の発育は栄養状態に大きく影響を受ける。
保育に関わる専門家を目指す学生が、妊娠前後、乳・幼児期・学童期・思春期の発育や食事摂取および心の発達等の学習をしながら、学生自らの食環境をも改善し、基本的な栄養知識を身につける事を目標にする。
(到達目標)
五大栄養素の役割、ライフステージに必要な栄養を説明することができるようになる。
保育者として食育の必要性を理解し、自身の食生活にもその知識を取り入れ、就職後に保育所、幼稚園で食育を立案・実践することができるようになる。
演習・実習を通して献立作成や調理技術の習得をはかり、実践的な子どもの健康・栄養管理ができるようになる。
授業概要(教育目的) この科目は、ディプロマポリシーの2年次後期の1. 子どもの心身の発達は子どもを取り巻く環境に大きく影響されることを理解して、保育者として自身の食生活と向き合う機会を得る。保育者としての基本的な知識・技術を習得し、保育者自身の気づきを意識しながら、こどもの多様性を理解することができる。(きづく)

2 小児栄養学の基本は毎日の「食事」であり、家庭や社会要因で常に変容する環境の理解に努めながら、指導計画の中で保育者として臨機応変にかかわることができる。こどもの発育・発達やこどもを取り巻く環境の理解に努めながら、指導計画の中で保育者として臨機応変にかかわることができる。(かかわる)
3 保育者として正しい知識の上に成り立つ、判断能力、児の観察、保護者への共感力、食の問題への関心と対応力を育てる。保育者としての個性をみがくために、研究したいテーマ(生涯にわたる課題)を持つことができる。(みがく)に位置づけられます。
授業内容 【実務経験】
管理栄養士として、食品メーカーや専門学校、大学に勤務
フリーランスとして、食育イベントや料理教室、栄養相談業務を行う
保護者に対し離乳食教室、幼児〜成人への食育講座、子どもや親子への料理教室の主催

【講義内容との関連性】
管理栄養士として、食・健康関連の業務に25 年間以上従事した。
これらの実務経験より得た知識、技術等を活かして、基本的な知識だけでなく、実例を示してこどもの食生活と栄養について実務的な指導を行う。
授業計画表
授業計画
時限担当教員項目内容予習復習教室
第1回3時限大山 加奈惠オリエンテーション栄養の概念・日本人の栄養と疾病の現状
子どもの食環境の現状
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第2回3時限大山 加奈惠【演習1】自己の食環境の現状把握のための自己評価レポート
BMI・エネルギー消費量の計算
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第3回3時限大山 加奈惠栄養の基礎知識Ⅰ 消化のしくみと栄養の取り込みについて
Ⅱ 糖質の種類と消化・吸収
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第4回3時限大山 加奈惠栄養の基礎知識Ⅱ たんぱく質の種類と消化  と吸収
Ⅲ 脂質の種類と消化と吸収
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第5回3時限大山 加奈惠栄養の基礎知識Ⅳ ビタミン・ミネラルの栄養機能と欠乏症について
Ⅴ 食品の成分と分類
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第6回3時限大山 加奈惠ライフステージ栄養妊娠初期から老年期まで(スライド)
胎児の発育と栄養
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第7回3時限大山 加奈惠ライフステージ栄養胎児の発育と栄養
乳児期の発達と栄養
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第8回3時限大山 加奈惠【実習1】調乳法乳汁栄養(母乳・人工栄養)食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第9回3時限大山 加奈惠ライフステージ栄養離乳期の発達と栄養食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第10回3時限大山 加奈惠【実習2】離乳食調理離乳期の子どもの食と栄養食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第11回3時限大山 加奈惠ライフステージ栄養幼児期の栄養と食環境食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第12回3時限大山 加奈惠【実習3】幼児の間食調理幼児のための間食作成食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第13回3時限大山 加奈惠食育の基本食育の基本と内容
食育基本法、保育所・幼稚園・学校における食育の推進
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第14回3時限大山 加奈惠【演習2】食物アレルギー対応食食物アレルギー
特別な配慮を要する子どもの食と栄養
食関連の時事・トピックを2つ調べておく。授業内容のまとめ資料の作成をする。208
第15回 大山 加奈惠確認テスト確認テスト
ノート提出
確認テスト・ノート提出の準備確認テスト・ノート提出のチェック208
授業形式 ・課題に対しては、授業中に説明を行い、必要に応じてコメントを記載する。
・学生が主体的に学べるように、
 (イ) ディスカッション:食関連のトピックについて話す時間を作る。
 (エ)制作活動(グループ):調理実習3回
評価方法 〇授業ノート 20%
〇レポート提出 80%
テキスト 発育期の子どもの食生活と栄養 学建書院
オフィスアワー(授業相談) 授業でわからないところがあれば、授業後などに聞くこと。
Teamsのメール機能を使って、質問すること。
学生へのメッセージ 人間が生きていくためには、適切な「食生活・栄養」が必要不可欠です。特に子どもの心身の健やかな発育には、乳幼児期の毎日の食生活が大きく関わります。この科目を通して、子どもの食と栄養を学ぶとともに、自分の食生活も振り返って改善してみましょう。

参考URL 1 http://www.mhlw.go.jp
参考URL 2 http://www.mext.go.jp