| 回 | 項目 | 内容 | 予習 | 復習 |
| 第1回 | オリエンテーション:授業・評価と授業内容の概要 | 13回の授業の概要とともに特別支援教育で学ぶことを知る。障がいのある子どもは、自宅保育が3割を占めることからその現状①子ども②家庭③保育所・幼稚園等の施設の課題に気づき、自分の考えをまとめる。障がいのある子どもの現状について保育者をめざす立場からノーマライゼーションの社会をめざす意識を持つ。 | 事前に教科書全体に目を通し、講義内容を知る | 特別支援教育の変遷についてプリントにまとめる。この科目で学びたいこと、意気込み、授業の感想、講師へ一言を書いて後日提出する【プリント提出】 |
| 第2回 | 特別支援教育について(1):理念、制度、歴史 | 先駆的な取り組みを行った人物についてまとめることで、障がい児教育・特別支援教育の歴史の流れを理解する。授業では、障がい児保育で学んだ戦前戦後に活躍した人物の中で、今回特に糸賀一雄氏を取り上げ、彼の思想が現代の特別支援教育の理念に繋がっていることに気づき、インクルーシブ社会の実現を描く。 | 教科書p.10~16を読んで内容を掴む | 「合理的配慮」について、質問のそれぞれの場合について未記入分をプリントにまとめる |
| 第3回 | 特別支援教育について(2):仕組み、教育課程上の位置付け | インクルーシブ教育の理念と保育現場での現状や子どもの様子を知って、これからのインクルーシブ保育のあり方について自分なりの考えをまとめる。障がいのある人が障がいのない人と平等に社会参加できるよう、社会的障壁を取り除くための調整・配慮である合理的配慮の考え方を学び、演習で事例を通して考える。意見交換することで合理的配慮には様々な方法があることに気づき、保育現場で実践できることを学ぶ。 | 教科書p.17~31を読んで、内容を掴む | ノーマライゼーション、インクルージョン、インテグレーション、バリアフリー、ユニバーサルデザイン等の言葉をプリントに記入して整理する。DVDを視聴して感想を課題に沿って記入する【プリント提出】 |
| 第4回 | 障害について(1):視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱等 | 障がい児保育で、学んだ様々な障がいを踏まえて、さまざまな配慮を必要とする子どもの特性に応じて、適切な支援の方法を演習で学ぶ。同じ障がいであっても、子どもの性格や環境等によって支援の方法が違うことから、より多くの「支援の引き出し」を持つためにもグループでの意見交換をして全体交流から様々な支援の方法を知る。 | 教科書p.136~140を読んで、内容を掴む | 情緒障害、場面緘黙、感覚過敏について学んだことをプリントにまとめる |
| 第5回 | 障害について(2):子どもの心身の発達・心理的特性・学習上又は生活上の困難等 | 発達障害の子どもの心身の発達や心理的特性を中心に子どもの思いを大切にして、支援の方法を探る。障がいを理解する際の注意点として障がいの枠組みで子どもを見てしまうとその障がいとして見てしまいがちなので、その子どもの興味や関心が何か、その行動をした理由など子どもの気持ちを理解してかかわることを多くの演習で学び、自分なりの考えをまとめる。 | 教科書p.141~151を読んで、内容を掴む | 虐待、母国語が外国場合場合、貧困について学んだことをプリントにまとめる 組織的な対応について授業で学んだことを元に記述する |
| 第6回 | 特別支援教育の実際について(1):事例を通した支援方法 | 保育現場での支援目標の立て方や実際の支援の方法について、特に日常生活の中での個々の発達を促す生活や遊びの環境について、事例を通して探っていく。①生活環境の大切さ ②遊びの大切さ ③障がいに応じた生活環境の設定と配慮の3つの支援から具体的な支援方法を学ぶ。 事例では、手先をうまく使って遊んだり、水道のじゃぐちをひねったりなどの遊びや生活に必要な運動スキルを獲得するために日常生活や遊びでどのような目標設定を立てて、どのように支援するかについて意見交換してまとめる。 | 教科書p.230~233を読んで内容を掴む | ケースカンファレンスを行ってみて、感じた事、考えたこと、難しかった事、改善点をプリントにまとめる |
| 第7回 | 特別支援教育の実際について(2):「通級による指導」「自立活動」「障がい児通所支援」 | 特別支援教育において「通級による指導」「自立活動」は、障がいなどによる学習や生活上の困難さを克服するために個別の支援を受ける教育システムである事を理解する。就学前の障がいのある子どもは、通所施設を利用することができること、その種類や利用方法、施設での一日などを理解して、障がいのある子どもを支援するシステムであることを学ぶ。 | 教科書p.230~233を読んで内容を掴む | それぞれの障がいの特性に応じた支援についてプリントにまとめる |
| 第8回 | 個別の指導計画(1):意義及び目的、作成 | 個別の指導計画は、特別な支援が必要な子どものニーズを把握し、それに応じた指導を行うために指導目標や内容、方法を具体的に示す計画であることを理解する。演習では、長期目標と短期目標の計画の立て方を学び、領域別に幼児の様子からどのような年間指導計画を立てればよいのかを2人組で、意見交換しながら作成する。 | 障がい児保育 教科書(障害のある子どもの保育・教育)なp.129~130の事例を読んで内容を掴む | 支援環境や教材がなくても遊びや生活に必要なスキルを身につけられることなど、学んだ事をプリントにまとめ【プリント提出】 |
| 第9回 | 個別の指導計画(2):添削、見直し | 前回に書いた個別の指導計画を各項目に従って発表する。他の学生の考えを聞いて、自分の記述と比較してより良いものをめざす。最後に講師の作った個別の支援計画を見て、そのように記述した意図や具体的な支援の方法を知って、再度、見直して修正をする。 | 教科書p.209~212を読んで内容を掴む | 通級による指導、活動活動の実際に学んだ事を元に整理する【プリント提出】 |
| 第10回 | 個別の教育支援計画の作成 | 個別の教育支援計画は、乳幼児から卒業後まで一貫した「長期的視点」で「生涯にわたる支援」をめざすものであることを理解する。保育園・幼稚園・学校と保護者・福祉・医療・労働などの関係機関が連携し、本人の願いやニーズを把握しながら作成することの大切さを理解する。さまざまな情報を元に実際の支援計画を作成し、理解を深める。 | 教科書p.195~201を読んで内容を掴む | 演習の現場で困っているA先生はどのように対応したらよかったかについて、自分の考えをまとめる。 |
| 第11回 | 連携・協働の必要性について:特別支援教育コーディネーター、関係機関、家庭 | 保育・教育現場では、特別支援教育を必要とする子どもと保育園、幼稚園、学校、保護者、関係機関(医療、福祉、療育など)を繋ぎリードしていく特別支援教育コーディネーターの存在があることを知る。実際に特別支援教育コーディネーター(講師)が推進する特別支援ケース会議に全員が参加して行うことによって、コーディネーターの役割を知るとともに会議参加の一員として積極的に参加して、子どもへのより具体的な支援を考える。ケース会議の意義、職員の連携・協働の在り方を学ぶ。 | 教科書p.230~233を読んで内容を掴む | 障がいのある子どもの保護者の相談や悩みにどのように応えられるか、自分なりの考えをまとめる |
| 第12回 | 特別の教育的ニーズのある子どもの課題:母国語の問題、貧困の問題等に関する事例 | 特別支援教育では、障がいのある子どもだけでなく様々な配慮を要する子どもの置かれている環境を知り、支援の方法を学ぶ。演習では感覚過敏については、障がいのあるなしに関わらず自分も含め誰しもが多かれ少なかれあるもので、チェックリストを基に自分の感覚とも向き合うこと で配慮を必要とする子どもの気持ちに寄り添って支援が的確にできるようにする。虐待・貧困・母国語が海外の場合など多くの事例を元に支援方法を交流する。
| 教科書p.254~266を読んで内容を掴む | 災害時の障がいのある子どもをどのように支えて行くか、日頃からの備えとインクルーシブな社会に向けて考えをプリントに書く |
| 第13回 | まとめ | DVDを視聴して、児通園施設と保育所の1年間の交流場面(インテグレーション)から子どもたちの関わり合いの様子に気づく。子どもたちは障がいがあるなしに関わらず、ともに成長する存在として関わり、インクルーシブな社会はすでに存在することに気づく。インクルーシブ保育を推進するにあたり、自分はどのように子どもたちに関わり、支援していくのかを描ける。この科目で、学んだこと、保育現場で行いたい実践をまとめる。 | 教科書p.230~233を読んで内容を掴む | 特別支援教育で学んだことをどのように実践していくか、自分の考えをまとめる『【学習プリント提出】 |