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講義名 子どもの体育遊びⅡ
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 1 時間 0.00
代表曜日 火曜日 代表時限 3時限
校地
科目分類名 専門科目 領域及び保育内容の指導法に関する科目
科目分野名 領域に関する専門的事項「健康」 / 保育の内容・方法に関する科目
対象学科・年次 1年 前期
必須/選択 幼稚園教諭二種免許状必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 柳井 義裕指定なし

学習目標(到達目標) 子どもが行う器械器具運動の基本的な技術や補助法を習得することができる。
1 マット運動について様々な模倣運動や他の器械器具運動との関連性を理解することができる。
(1)前転・後転ができる。
(2)前転の補助法を実践することができる。
2 跳び箱運動 様々な跳び箱遊びを知る。
(1)横跳び越し・開脚跳び越しができる。
(2)横跳び越しの補助法を実践することができる。。
3 鉄棒運動 様々な鉄棒遊びを知る。
(1)跳び上がり前回り降りができる。
(2)逆上がりができる。
授業概要(教育目的) 【教育目的】
子どもが運動(器械器具遊び)する際の援助や補助法を学ぶ
【授業概要】
マット・跳び箱・鉄棒などの器械器具を中心とした運動遊びを取り上げ、学生自身の運動技術、技能の習得及び子どもへの援助や補助法について学ぶ。また、運動の専門的な視点から見た運動の基礎知識や、運動技術の習得及び体力の向上を図る。本授業では各自の参考(見直し)とするため、後で見返した時に理解しやすいよう、自分が理解をした内容を毎時間自らの言葉でノートに書き、提出をする。
本授業は、DPの1年次前期「こどもの権利や多様な個性を尊重する姿勢を持ち、こどもの視点を想像しながら、様々なこどもの姿を感じ取ることができる。(きづく)」及び「こどもの発育・発達に応じた様々な遊びを考えることができる。(かかわる)。」に位置付けられている授業科目である。
授業内容 保育現場において、子どもの器械器具遊びや器械器具運動を行う際、安全且つ段階的な指導ができるように、技術技能や補助法を学ぶ。
【実務経験】
保育園・幼稚園において園長代理として従事
【講義内容との関連性】
附属園に7年間園長代理として従事している。また、他園においても幼児体育指導を30年を超える年数行っている。以上の経験を踏まえ、現場に即した指導内容について事例を通して講義を行う。
授業計画表
授業計画
担当教員項目内容予習復習教室
第1回柳井 義裕オリエンテーション教科のねらいを知る 
評価方法を知る
講義参加の決まり事の確認する
幼児体育の基本指導について学ぶ
領域「健康」について学ぶ
領域「健康」について
読む
基本的なこどもの素養について復習する。短体
第2回柳井 義裕マット運動(遊び)①マットの取り扱いとマット運動の基礎を学ぶ
模倣運動を学ぶ
安全教育とてだて及びその実際を知る
柔軟運動を含めた基本的な運動をする模倣運動の意義を確認する短体
第3回柳井 義裕マット運動(遊び)②前転、後転、などの簡単な転回運動を学ぶ
前転、後転の補助法を学ぶ
側転を学ぶ
柔軟運動を含めた基本的な運動をする転回運動の考え方について復習する
前転の補助法について動画を視聴する
短体
第4回柳井 義裕マット運動(遊び)③前転、後転、開脚後転の確認をする
前転補助法の確認をする
転回運動の考え方について学習する目標に到達できていない課題について復習する短体
第5回柳井 義裕跳び箱運動(遊び)①跳び箱の取り扱いと跳び箱運動の基礎を学ぶ
安全教育とてだて及びその実際を知る
柔軟運動を含めた基本的な運動をする跳び箱運動について段階的に学ぶてだてを確認する短体
第6回柳井 義裕跳び箱運動(遊び)②横跳びこし、開脚跳びこしについて学ぶ
開脚跳びこしの補助法を学ぶ
柔軟運動を含めた基本的な運動をする開脚跳び越しの補助法について動画を視聴する短体
第7回柳井 義裕跳び箱運動(遊び)③横跳びこし、開脚跳びこしの確認をする
横跳びこし補助法の確認をする
柔軟運動を含めた基本的な運動をする目標が達成できなかった課題について復習をする短体
第8回柳井 義裕鉄棒運動(遊び)①鉄棒の取り扱いと鉄棒運動の基礎について学ぶ
安全教育とてだて及びその実際を知る
柔軟運動を含めた基本的な運動をする鉄棒遊びについて段階的に学ぶてだてを確認する短体
第9回柳井 義裕鉄棒運動(遊び)②前回り、逆上がりを学ぶ
飛び上がり前回り降りの補助法を学ぶ 逆上がりの補助法を知る
柔軟運動を含めた基本的な運動をする逆上がりの補助法について動画を視聴する短体
第10回柳井 義裕鉄棒運動(遊び)③飛び上がり前回り降りの確認をする
逆上がりの確認をする
飛び上がり前回り降り補助法の確認をする
柔軟運動を含めた基本的な運動をする目標が達成できなかった課題について復習をする短体
第11回柳井 義裕学習内容の確認と指導①3種目について実技及び補助法について確認をする柔軟運動を含めた基本的な運動をする各自課題学習をする短体
第12回柳井 義裕学習内容の確認と指導②3種目について実技及び補助法について確認をする
ノート提出をする
柔軟運動を含めた基本的な運動をする各自課題学習をする短体
第13回柳井 義裕まとめ講義のまとめと振り返りを聴く
ノートの未提出者は、事前にまとめる自己ノート再度確認する短体
授業形式 個々の到達度別に学習を行う。また、動画の編集ソフト等を使い、その場で運動中の体位をフィードバックして、改善に生かしたり、後で繰り返し復習ができるように動画を共通ファイル化し、視聴できるようにする。更に到達している学生からの助言をもらえるよう、グルーピングしてお互いに助言し合う。
非対面式の授業形態は遠隔授業(オンデマンド)で行う。
評価方法 到達目標それぞれの評価方法、評価配分
1(1)(2) 実技試験 評価配分 20%
2(1) (2) 実技試験 評価配分 20%
3(1)(2)  実技試験 評価配分 20%
実技テスト60%
1(1)(2)2(1) (2)3(1)(2)
ノート内容40%

テキスト 特になし
参考文献 幼稚園教育要領
保育所保育指針
認定こども園保育・教育要領
はじめよう!器械運動 (こどもチャレンジ第2シリーズ) 単行本
向井 忠義 (監修), ベースボールマガジン社 (編集)
子どものつまずきがみるみる解決するコーディネーション運動 器械運動編 単行本 –
東根 明人 (監修)
オフィスアワー(授業相談) 所在場所 短大体育館研究室もしくはアドミッションオフィス
アドレス yanai@fukuoka-kodomo.ac.jp
時間帯 月曜日 10:30~14:00ただしこの時間だけではありませんので
必ずメールで連絡の上予約をお願いいたします。
学生へのメッセージ 特に理由がない限り本学指定の体操服及び体育館シューズを使用して下さい。
また、理由がある場合は、必ず担当教員に届け出をして下さい。
貴金属類は必ず外し化粧はしないようにして下さい。
幼稚園二種免許状取得必修科目である為、遅刻及び欠席が無いよう必ず受講するようにして下さい。
積極的に身体をを動かし、体力の維持増進に努めて下さい。