シラバス参照

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講義名 子どもの言葉遊び
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 1 時間 0.00
代表曜日 水曜日 代表時限 1時限
校地
科目分類名 専門科目 領域及び保育内容の指導法に関する科目
科目分野名 領域に関する専門的事項 「言葉」 / 保育の内容・方法に関する科目
対象学科・年次 1年次
必須/選択 幼稚園教諭二種免許状必修・保育士資格必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 永井 勝子指定なし

学習目標(到達目標) 子どもの言葉遊びの学習目標(到達目標)
(1)乳幼児教育において育みたい資質・能力について理解し、乳幼児が豊かな言葉や表現を身に付け、想像する楽しさを広げるために必要な専門的事項に関する知識を身に付けることができる。
(2)言葉の意義や機能、乳幼児にとっての絵本をはじめとする児童文化財の意義、言葉に対する感覚を豊かにすることを手遊び、絵本の読み聞かせの模擬保育を通して、学生が理解し説明できる。
授業概要(教育目的) 子どもの言葉遊びの教育目的
乳幼児の言葉の発達過程や子どもの言葉を育てる環境について理解し、保育者の役割・働きかけの重要性を理解することができる。

子どもの言葉遊びの授業概要
乳幼児の言葉の発達過程や子どもの言葉を育てる環境について映像資料を視聴しながら子どもの言葉の獲得の過程を子どもの姿としてイメージするとともに、生活や遊びの中での発達に即した保育者の援助の在り方を理解し、グループの話し合いで学びを深める。また児童文化財の魅力を知り、乳幼児にとっての児童文化財の意義を模擬保育により、理解する。また、自分自身の言葉に対する見識も広げていく。
尚、本科目は、ディプロマポリシー1年次前期「こどもの権利や多様な個性を尊重する姿勢を持ち、こどもの視点を想像しながら、様々なこどもの姿を感じとることができる(きづく)。」「こどもの発育・発達に応じた様々なあそびを考えることができる。(かかわる)」に位置づけられている。
授業内容 ①子どもの言葉の発達過程を理解することができる。
②年齢に応じた言葉遊び等の構想することができる。
③年齢に応じた絵本を選書し、手遊び、絵本の読み聞かせによる模擬保育をすることができる。レポートによる振り返りにより自己評価し、改善点を明確にする。
以上の内容を保育・教育の実務経験を生かして指導・支援を行う。

授業計画表
項目内容予習復習
第1回・授業計画(シラバス)の確認
・領域「言葉」の内容について
・授業計画(シラバス)の確認
・領域「言葉」の内容について理解する。
領域「言葉」の内容について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第2回・保育者としての役割・働きかけの重要性保育者としての役割・働きかけの重要性について理解し、グループで話し合うことで学び
を深める。
保育者としての役割・働きかけの重要性について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第3回・乳幼児の発達における児童文化財の意義乳幼児の発達における児童文化財の意義について理解する。乳幼児の発達における児童文化財の意義について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第4回・様々な児童文化財について児童文化財(絵本・物語・紙芝居等)について、基礎的な知識を身に付ける。児童文化財にはどのようなものがあるかを調べる。学習したことをノートにまとめる。
第5回・言葉を育てる保育環境について言葉を育てる保育環境とその具体的な展開について説明できるようになる。言葉を育てる保育環境について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第6回・様々な言葉遊び言葉に対する感覚を豊かにする言葉遊びを体験し、言葉の発達との関連を考える機会を
持つ。
言葉遊びについて調べる。学習したことをノートにまとめる。
第7回3歳未満児における言葉の発達に即した保育の内容3歳未満児における言葉の発達に即した保育の内容について映像資料を見ながら理解する。3歳未満児における言葉の発達に即した保育の内容について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第8回言葉に対する感覚を豊かにする実践、乳幼児(3歳未満児)言葉に対する感覚を豊かにする実践を、乳幼児(3歳未満児)を発達の姿と合わせて理解する。言葉に対する感覚を豊かにする実践、乳幼児(3歳未満児)について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第9回3歳以上児における言葉の発達に即した保育の内容3歳以上児における言葉の発達に即した保育の内容について映像資料を見ながら理解する。3歳以上児における言葉の発達に即した保育の内容について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第10回言葉の楽しさや美しさに気付き、言葉を豊かにする実践を幼児(3歳以上児)言葉の楽しさや美しさに気付き、言葉を豊かにする実践を幼児(3歳以上児)の発達の姿と合わせて説明できるようになる。言葉の楽しさや美しさに気付き、言葉を豊かにする実践を幼児(3歳以上児)について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第11回小学校につながる文字環境、活動や遊びの意義小学校につながる文字環境、活動や遊びの意義ついて理解し、話し言葉や書き言葉の意義と機能について説明できるようになる。小学校につながる文字環境、活動や遊びの意義を調べる。学習したことをノートにまとめる。
第12回児童文化財の保育への取り入れ方児童文化財の保育への取り入れ方を、グループでの話し合いや体験を通して理解する。児童文化財の保育への取り入れ方について調べる。学習したことをノートにまとめる。
第13回3歳未満児・3歳以上児の発達に即した保育の内容への理解3歳未満児・3歳以上児の発達に即した保育の内容への理解を、グループでの話し合いで
深める。
3歳未満児・3歳以上児の発達に即した保育の内容への理解について調べる。学習したことをノートにまとめる。
授業形式 演習形式
①子どもの言葉の発達過程を理解することができる。
②年齢に応じた言葉遊び等の構想することができる。
③年齢に応じた絵本を選書し、手遊び、絵本の読み聞かせの模擬保育、レポートによる振り返り等により自己評価し、改善点を明確にする。
アクティブラーニングによる主体的で対話的な深いになるようグループワークでの発表等を取り入れる。
オンライン授業時は、オンデマンド形式で対応する。
評価方法 子どもの言葉遊びの評価方法
到達目標(1)については、第1回~第13回までのワークシートの評価(20%)と筆記試験(40%)で評価する。
到達目標(2)については、第10回~第13回までのグループワーク後の発表(10%)、手遊び、絵本の読み聞かせの模擬保育(20%)、模擬保育の振り返りのレポート(10%)で評価する。
テキスト 「保育者をめざす人の保育内容言葉」駒井 美智子編著 ㈱みらい 2018年
テキストISBN番号 ISBN978-4-86015-422-6
参考文献 『保育所保育指針解説』厚生労働省 2018年
『幼稚園教育要領解説』文部科学省 2018年
オフィスアワー(授業相談) 月曜日5時限
nagai@fukuokaーkodomo.ac.jp
学生へのメッセージ ①授業の準備物を忘れることのないよう事前に確認をお願いします。
②課題は提出期限を厳守してください。
③多くの児童文化財に親しみながら、豊かに広がる子どもたちの言葉の世界を考えてみましょう。
④子どものモデルとなるように日頃から美しい言葉遣いを心がけましょう
準備学習の内容 毎回の予習・復習で調べたことやまとめたことは、確実にノートに記録してください。