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講義名 社会福祉概論
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 木曜日 代表時限 2時限
校地
科目分類名 専門科目
科目分野名 保育の本質・目的に関する科目
対象学科・年次 1年次
必須/選択 卒業・幼稚園教諭二種免許状 必修

担当教員
職種氏名所属
指定なし◎ 橋本 拓指定なし

学習目標(到達目標) 現代社会における社会福祉の意義・これまでの歴史的流れ、そして今後への課題を理解し、保育者志望の学生として必要な社会福祉における基礎的また概観的な基礎知識を習得する。
またその利用者保護に関わる仕組みなども理解する。
授業概要(教育目的) すべての人間が幸福感を実感できること。すべての人間が、「自分自身で可能な能力を活かして生活することを目指し、それに足りない部分を支援する」
これが現代社会福祉の究極な課題である。しかし現実は異なる。保育者あるいは福祉の担い手を志望する学生に、まず社会福祉の意義・変遷・先達の努力を理解してもらった後、次に福祉を支える法制度・機関といった基礎事項を修得する。さらに現代社会における様々な福祉の局面を学び、2年次の「相談援助」や専門的福祉の授業につながるような、援助技術・利用者保護の総論的授業を展開する。
なお本科目は、本学ディプロマポリシー1年前期の「保育者としての気づきを感じ取り、様々なこどもの姿を捉えることができる。」(きづく)、「あそびの見通しを持ち、子どもの発育・発達に応じた環境を考えることができる。」(かかわる)および「保育者の役割を理解した上で、自身の目指す保育者像を描くことができる。」に位置づけられる。
授業内容 「ふくし」って何?
「社会福祉」と聞いて何をイメージするでしょうか。
現代社会において、社会福祉に関わる課題は、多様化、複雑化しています。それに伴い、社会福祉の捉え方もさまざまであり、社会福祉に携わる人や機関等も多様な形態で連携しています。
この授業では、現代社会が抱える社会福祉の現状と課題について、社会福祉の歴史も含めながら概観し、今後の社会福祉の目指すべき方向性を確認していきます。授業では、ソーシャルワーカー(相談援助専門職)が活動する現場の事例も交えながら、ワーク(演習)も行っていきます。
その中で、自分自身の「ふくし」に対するイメージを膨らませましょう。
                  
授業計画表
担当教員項目内容予習復習
第1回橋本 拓オリエンテーション
「社会福祉」とは何だろう?
・授業の内容と進め方、授業の取り組み方、評価方法
・「社会福祉」とは?
テキストの「はじめに」、「目次」、「第1章」を読むミニレポートをまとめる
第2回橋本 拓現代社会における社会福祉の意義
・社会福祉の理念と概念テキスト「第2章(p.18~p.29)」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第3回橋本 拓社会福祉の歴史的変遷・イギリス
・アメリカ
・日本
テキスト「第2章(p.9~p.17)」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第4回橋本 拓現代社会における生活問題・高齢者の抱える問題
・子ども、子育てをめぐる問題
・障がい者の生活問題
・貧困問題
テキスト「第3章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第5回橋本 拓社会福祉の制度と実施体系・家族を取り巻く社会の変化
・社会福祉の対象とニーズ
・社会福祉の政策と財政
・社会福祉に関係する法律と制度の体系
テキスト「第4章」、「第5章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第6回橋本 拓社会福祉の専門職・実施者・社会福祉の資格、従事者テキスト「第6章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第7回橋本 拓社会福祉とこども家庭福祉・児童福祉施設
・保護施設
・婦人保護施設
テキスト「第8章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第8回橋本 拓社会福祉の各分野・社会福祉事業
・貧困・低所得者に対する福祉
・障がい者(児)福祉
・高齢者福祉
・関連法制度
テキスト「第7章」、「第9章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第9回橋本 拓社会福祉における相談援助・ソーシャルワークの専門性と専門職倫理
・ソーシャルワークの援助方法とプロセス
・社会福祉サービスの利用支援
テキスト「第10章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第10回橋本 拓社会福祉における利用者保護のしくみ ~措置から契約へ~
・措置、利用契約等
・情報提供と第三者評価
・権利擁護
テキスト「第11章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第11回橋本 拓社会福祉の実践現場・医療提供施設
・社会福祉行政関係
・地域福祉関係機関
・司法福祉
・学校、教育
テキスト「第4章」、「第5章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第12回橋本 拓「社会福祉」とは何だろう?・ここまでの内容の振り返り
・レポート
これまでの学習内容を振り返り、確認しておくレポート作成
第13回橋本 拓ソーシャルワーカーの倫理的ジレンマ・倫理的ジレンマについてテキスト「第6章(p.113~p.127)」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第14回橋本 拓社会福祉の動向と課題・社会福祉の現状と課題テキスト「第12章」を読む授業で配布したレジュメやテキストを参考に授業の内容をノートにまとめる
第15回橋本 拓まとめ・これまでの振り返り、質問
・小テスト(解答・解説)
これまでの学習内容を振り返り、再度確認しておく自分自身の学習の成果と課題についてまとめる
授業形式 講義形式。但し一方通行のものでなく、毎回、演習(事例検討等)を行い「学生自身で考える」「発表する」「他者の意見を聴く」という形もいれて進めていく。
毎回、講義レジュメを配布する。
評価方法 記述テストに重点を置くが(70%)、講義への取り組み方および演習に取り組む姿勢(10%)、課題の提出(20%)なども総合的に判断を行って評価をつける。
テキスト 一瀬 早百合 著 「社会福祉とわたしたち」 萌文書林
参考文献 適時、別示する。
学生へのメッセージ 福祉は特定の人だけに関わるものでなく、人間一人ひとりの生活を守ることと幸福の追求を究極のテーマとしてもっているものです。
特に社会福祉概論では、生活全般、一生というライフステージでの広範囲の福祉を取り扱いますので、半期という限られた時間の中で、有効な授業展開をするためにも、投げかけられた課題や問題について、前向きに自分の考えをまとめていく積極的な姿勢で受講してください。